昨年度最高
ふるさと納税の2016年の寄付額が2844億円で4年連続で過去最高を記録したそうですね。
消費者にとっては、実質2,000円で各地の名産品を手に入れることができるんだからこんなお得なモノないですよね。
けっこう難しい限度額計算
税理士してると、ふるさと納税の限度額を計算してくれって依頼けっこうありますよね。
モン太も一度依頼を受けて自力で計算したことあったけど、住民税の計算が思いのほかややっこしかったの覚えてます。
長くなるんで内容は割愛しますが、なんにしろパっとすぐに思い出せるような計算じゃなかったように思います。
だからいっつもはふるさと納税のポータルサイトで限度額計算するんですね。
まぁ、そんなもんですよ。
都市部の税収が半減
ふるさと納税の話になるといつも出てくるのが都市部の税収減少問題。
純粋に被災地支援でふるさと納税している方もいると思いますが、だいたいは返礼品目当てと思います。
もともと収入の少ない田舎の自治体はここぞとばかり魅力的な返礼品を用意して寄付収入を増やしにかかりますよね。
都市部の自治体は減収で大変だってことは日経新聞にもよく書かれてます。
そのため過度に高価な返礼品は控えるよう政府から自治体へ要請しているようです。
でも「そんな要請聞き入れまへん!」って自治体も数多くあるそうな。
中央政府と自治体って相撲部屋みたいにもっと上下関係厳しいのかと思ってたけど、ここは強気に出るのね。
もっとガンバレ~!
全体で儲かってるの?
ところで、モン太は疑問に思うことがあります。
この「ふるさと納税」って制度、日本全体で増益の効果あるんやろか?
少なくとも返礼品の仕入分は原価として減益。
自己負担の2,000円はあるけど、ほとんどの人が2,000円では到底買えない返礼品を目当てに寄付するわけだから増益とは思えない。
寄付を受けた自治体は地元農家や企業が潤うって循環もあるにはあると思います。
でもそれは寄付を受けた地域だけの話ですしねぇ。
談合やなんかの温床にもなりかねるんでねぇの?とも思ってしまいます。
寄付はしたけど確定申告してないって人も多いとか聞くんでそんなこと当てにして増益とかってハナシですかね?
それならわからんでもないけど、それもそれでどうなんかねぇ。
メディアってあんまりそこに触れてくれないんですよね。
税収格差のことは大きく取り上げてくれるのにね。
中央政府は我関せずってところなんでしょうか?
自分で計算できるほどモン太は世の中わかっておりません。
まぁ、モン太も消費者でしかないんでふるさと納税って制度は大賛成ですがね。
また話変わりますが、モン太の平成28年のふるさと納税は「montbellの商品券」でした。
どこの自治体か忘れたけど、たしか50,000円寄付すると30,000円の商品券がもらえたと思います。
キャンプ道具ガッサリ購入しました。
アウトドア好きな方にはお勧めなんですが、残念ながら平成29年からなくなっちゃいました。
政府め、いらん要請しよってからに。
梅雨でうっぷんが晴らしきれないモン太でした。